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日記

ゲゲゲの謎見てきました!

途中から映画のネタバレがあります。
注意書きを記載してありますので、未鑑賞の方はご注意ください。

めちゃくちゃ良かったですね…。TLで話題になってるな~とは思っていたのですが、ゲゲゲの鬼太郎全然わからないし、ホラーも得意ではないので最初は様子見してました。
ですが友人に勧められたことやフォロワさんも見に行っていることなどから行ってみることに。ホラー要素があまり強くないことが分かったのが一番の要因かもしれないです笑

ゲゲゲの鬼太郎についての知識が全くないと最初に書きましたが、映画前の知識は以下の通りです。
・目玉おやじは本当に鬼太郎の親父らしい
・ねこ娘が可愛くなってる(昔はもっとリアルだったような…?)
・鬼太郎のCVが沢城さんらしい

ホラー苦手なのについては、青鬼で鬼が出てきた時に全力で叫ぶレベルです。びっくり系も得意ではないですが幽霊系も無理で…。自分で想像を膨らませてしまい、その後ずっとビビっている感じですね…。

映画はほんと、面白かったです…! ゲゲゲ関連の知識が全くなくても楽しめました。
TLで色々な話題を聞いていて、それが気になって見に行くのでも良し、そうではなく「面白いアニメみたいな~」的な感じで見に行くのもいいと思いました。
アニメとして普通に(という言葉をここでは使います)面白かったですね…。戦闘シーンなども動きがすごかったですし。いいアニメでした。見に行って良かったです。

映画館での上映回数がだんだん減ってきているようなので、もし気になる方はお早めに!

以下映画ネタバレを含みますので、未鑑賞の方はご注意ください!

最初の記者山田が鬼太郎を探すため進んでいくシーン、急に妖怪?などのカットが入ってビビりました笑 若干この時は見に来たことを後悔しました。びっくりしたわ。

水木良かったですね…。最初ははゲゲ朗などをだましたり、情報を持ち帰って力をつけようとしていたり、聖人ではなく人間らしいのが良かったです。それでいて電車で煙草の煙に苦しんでいる少女がいるとヘビースモーカーなのに吸うことを躊躇っているのが見られて、根は優しい人物なんだなと思いました。
戦争を経験し、力のないものは踏みつぶされてしまうことを目の前で見てしまった水木…。
最後、記憶はなくなってしまったかもしれないですが、ふとしたときに誰かと話したような気がする、と思ってほしいです。

哭倉村面白かったですね~。因習村とは少し違うのかなとも感じました。人々の欲が折り重なってできた、間違いなく人間が作り出した村。
個人的に「昔には実際にあったことを、変に現代のモラルに合わせようとしてなかったことにする」っていうのが嫌いなので(遊女、煙草、峠攻めなど)、そこらへんをしっかり描いてくれるのが嬉しかったです。
言わずもがなですが、現代の価値観をしっかり持った上で、です。(念のため…)

沙代さんしんどかったですね…。確かに最初は「東京に憧れる夢見がちな少女」と水木が評していたように、そんな感じかと思っていましたが、話を知るにつれてただ自由になりたかっただけなんだなと思うと…。
水木が自分を連れ出してくれる人物だと思い込み好きになったのかもしれませんが、水木を呼ぶときの表情は間違いなく少女そのもので、その笑顔を失ってしまったのは悲しかったですね…。
乙米が「時貞のお気に入り」と言った時、デダイムの存在が頭をよぎってしまいました笑 アルフェンに殴られるぞ。
この辺りもなかなかえぐいなと思いましたが好きでした。えぐいからこそ良い…。
他作品の名前を出してしまいますが、Fate HFみたいなこういう感じは嫌いじゃないです。結構好きまであります。

龍賀家も長田家も、みんなどこかおかしくて、それが妖怪のせいではなく確かに人間の欲望から生まれたものなのが印象的でした。本当に怖いのはどっちなんでしょうね。

ゲゲ朗と水木の関係性よかったですね~!! 最後「相棒」になっていたのすごくよかったです…。(相棒でよかったですよね?)
二人墓場で酒を酌み交わすシーンが好きでした。ああいう光景をずっと見ていたい。
血まみれの水木、沙代さんの真実を知ってしまい嘔吐する水木、悪夢にうなされる水木…。例にもれず私も好きでした笑
一生懸命頑張っていたのに邪な目で見てしまってごめんよ水木。

映画を見に行く前に「目玉おやじは本当に目がポロって取れる感じなの?」と友人に聞いていたのですが、ほんとそんな感じなんですね?? なるほど…。

ほんと面白いアニメでした。特典ももらえたのですが、鑑賞後に見るとグッとくるものがありますね。機会があれば二度目を見に行きたいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!